2010年 04月 10日
石のかまどで美味しく |
このかまどは、八女石灯ろうと同じ、阿蘇の凝灰岩を素材に作られています。
昔はこんな風にかまどや石風呂なども作られて、普段の生活の中で使われていました。
お正月には、このかまどで餅米を蒸しお餅をつかれますが、このかまどで作ったほうが美味しいと話されていました。
ここでも、八女竹細工が使われています。
凝灰岩は、耐火性もあり20年くらい使っているそうです。
炎でよく見えませんが、竈(くど)の中は丸く彫り抜かれています。
内側が丸く彫り抜かれていることで火力が強くなり、軟らかく茹であがり美味しいのだそうです。
近所の人たちも集まっては、色んな話しをしながら筍を茹でるのが、毎年この季節の仕事風景。
凝灰岩は保温性もあるので、石風呂はとても身体が温まるので今でも温泉施設などから石風呂の注文があります。
石の特性を活かして、八女では様々なものが作られています。
by yame-kougeikan
| 2010-04-10 11:07
| 八女石灯ろう