2010年 10月 06日
タテとヨコ |
絣とは、絣糸を使った織物なんですが、柄を詳しく見ていくと大きく3つに分かれます。
絣糸の柄が経糸(たていと)のみの経絣(たてかすり)、緯糸(よこいと)のみの緯絣(よこかすり)、そして経(たて)・緯(よこ)の双方に絣糸を使った経緯(たてよこ)絣があります。
下川織物さんでも、3種類の絣を作られていますが、その中でも経絣の種類が多いのが特徴です。
横幅の端部分を耳といいますが、その耳の部分に印があります。
経緯絣は柄がはっきりしているのが特徴です。
経絣は経糸の柄を合わせ、緯絣は緯糸の柄を合わせて織りあげていくのですが、経緯絣は経糸・緯糸の双方を合わせながら織あげるので難しくなります。
それぞれの工房で作られる絣には、それぞれ特徴があります。
by yame-kougeikan
| 2010-10-06 11:40
| 久留米かすり