2010年 10月 04日
流れの源泉 |
20機の機(はた)が、ひっきりなしにガチャガチャと動いています。
もともと筑後地域全域で作られていた久留米絣は、広川町・筑後市を中心として生産されています。
もともと八女でも盛んに作られていたのですが、八女では下川織物さん1軒となってしまいました。
しかしその中でも、下川さんのところでは機械織りを専門に伝統的な絣から、絣の技術を取り入れた新しい絣にも取り組んでおられます。
この日は機(はた)の調子を見るために、3~4人の方が機械に付いていらっしゃいました。
「千代」の文字がくっきりと織り上がっています。
山笠の法被は、久留米絣で作られているのですが、そこそこの絣工房で担当する法被の柄が違います。
下川織物さんでは千代流れの他に、西流れ冷泉下(れいせんしも)流れの法被も作られています。
山笠の法被柄を見ると、7月にお越しになった、千代流れの皆さんのことを思い出しました。
by yame-kougeikan
| 2010-10-04 11:34
| 久留米かすり