2010年 09月 15日
文庫包みの久留米絣 |
昔の久留米絣はこうして、文庫(ぶんこ)包みと言われる厚紙にくるんで販売されていました。
久留米絣といっても、現在作られているのは広川町、筑後市で作られているのがほとんどです。
また昭和初期までは八女市でも作られていましたが、現在八女で作られているのは1軒のみとなっています。
今の久留米市日吉町に旧国武合名会社の倉庫が残されています。
商標の井桁にキの字が入っていますが、キは国武合名会社の創始者、国武喜次郎のキです。
絣と一緒に入れてあったこの紙も、文庫包みの紙も時代によって微妙に絵柄が違うそうです。
筑後地域の方は、今でも昔の絣をご自宅にお持ちなので、こういった文庫包みのものも見つかるかもしれません。
もしありましたら、ぜひ拝見させていただきたいと思いますので情報をお寄せ下さい。
その他にも「こんな昔の絣もあるよ」などなど、久留米絣の情報をお待ちしております。
by yame-kougeikan
| 2010-09-15 13:19
| 久留米かすり